Mac Conner、1919年生まれの御年101歳。
彼は1940〜60年代のニューヨークで広告イラストレーターとして活躍しました。
この年代といえば、海外ドラマ「Mad Men」でも再現されているように、アメリカの商業、経済発展が成長し、広告業界もまた大きく発展していった時代。
Mac Connerは家庭実用雑誌「Redbooks」、「McCall’s」や、航空会社「United Airlines(ユナイテッド航空)」、自動車業界では「General Motors(ゼネラルモーターズ)」、アメリカの大手バス会社「Greyhound Lines(グレイハウンズ)」など、多くのクライアントを持ち、輝けるアメリカの成長を遂げた時代を切り取り、そして消費者にメッセージを訴求していった。
そして、初めての個展「MAC CONNER A NEW YORK LIFE」が、ニューヨーク市立博物館(Museum of The New York City)で開催されています。
※期間:2014年9月10日〜2015年1月19日まで
Don’t Be Like Me/Mac Conner/1950/Courtesy of MCNY
Where is Mary Smith/Mac Conner/1950/Courtesy of MCNY
We Won’t Be Any Trouble/Mac Conner/1953/Courtesy of MCNY
Let’s Take a Trip Up the Nile_Mac Conner/1950/Courtesy of MCNY
当時、ニューヨークは広告業界の中心地。Mac Connerは幼い頃から、アメリカを代表するイラストレーターNorman Rockwellに憧れ、ニューヨークで働きはじめた。今回の個展には、70以上に及び彼のオリジナル作品が見れるほかにも、彼のクリエイティビティを紐解くように、スケッチやクライアントとやり取りした手紙なども展示しているそう。
手で描かれた彼の作品には、時代を象徴するファッション、メイクが映し出され、今見ても新鮮。色使いや構図も面白い。現在の広告と比べてみるとより面白く感じます。
MAC CONNER A NEW YORK LIFE[Museum of The New York City]
SEE THE STRIKING WORK OF AN ORIGINAL MAD MAN–FROM HIS FIRST SOLO EXHIBIT AT AGE 100
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