こちらは、Seonghyun KimさんとYunjo Yuさんがデザインした、レーザーでつくるダーツボードのコンセプト「Extreme Laser Dart」。
映画『トロン』にインスパイアされて生まれたそうです。
ボード本体となるのは、中心の小さなガジェット。レーザーを出して、本体を取り付けた壁にダーツボードを投影します。ティップの部分もジェル状の吸着素材が付いていて、針ではないんです。
これなら場所を選ぶこともなく、誤って人を傷付けてしまう危険もありません。子供の頃に遊んだ、先端が吸盤になっているダーツのオモチャを思い出しますね。
参加するプレイヤーに応じて、ダーツの握り手部分であるバレルや、羽のようなフライトがさまざまな色に変化するようです。
本来はデザインやすでにカラーが施されているマイダーツを用意するようですが、これならばだれでもすぐに始めることができそうです。
とはいえ、バレルやフライトなどのパーツを自分のプレイスタイルに合わせてチューンナップするのもまた、ダーツの醍醐味の一つ。いろんな組み合わせで投げてみて、自分にしっくり来るものを探すのがまた楽しかったりするんですよね。
Extreme Laser Dartは、ダーツが安全でもっと身近になる素敵なアイディアですが、もしかしたら、ダーツが好きな人ほどあまり賛同できないコンセプトなのかもしれませんね。
Tron Dartboard[YANKO DESIGN]