もう夏の終わって秋の気配を感じるようになりました。
この夏に思い残したことはありませんか?思い出は作れましたか?
夏の風物詩と言えば、お祭りに花火。
特に、近くで観る花火は格別。ビールを片手に楽しんだ方も多いのではないでしょうか?
今年の夏に花火を見逃してしまったあなたへ、または仕事で毎日疲れきってしまっているあなたへ、こんな作品をご紹介します。
DESKTOP FIREWORKSは一見通常のオフィス文具一式に見える、メディアアート作品。
セットの中の非常ボタンのような大きなボタンを押すと、文具セットの中に隠れていたライトや音楽、
シャボン玉や紙吹雪が飛び出てDesktop (机)にFireworks (花火)のようなお祭り騒ぎがおこります。
本当にストレスがたまったときには、この花火で、現実逃避が楽しめるそう。
夜終電間際まで、一人で残業をしなくてはならない場合を想定して、制作されています。
これを制作したのは、ロンドンで活躍するアーティスト、Tomomi Sayudaさん。
実は、彼女のお父様が仕事の過労で亡くなったことを受けて制作に至ったそうです。
現代の社会問題である、職場の労働環境問題に向けて一石を投じる、愛に満ちあふれている作品です。
あなたはちょっと寂しく感じましたか? それとも、もしかしてちょっとハッピーになれるような感じがしましたか?
現実と非現実を調和させるような、何か考えさせられる素敵な作品です。限界ギリギリの時に試してみたいですね。
Desktop Fireworks / Tomomi Sayuda from Tomomi Sayuda on Vimeo.