実は、“竹の節”を利用して作られた「竹のピアス」なんです。
「これまで竹の節は利用価値が乏しく、捨てるしかありませんでした。その節をどうにかしたい、そこからこの企画がスタートしました」
そう語るのは、製作をおこなう「高野竹工」の竹職人・増田氏。「高野竹工」は、竹の産地・京都で80年以上続く竹細工店です。
「竹は自然素材ですから、ひとつひとつ異なる模様や凹凸を持っています。そこに箔を貼っていくと、その凹凸が“味”となり、温かみのある仕上がりになるんです(同氏)」
丸と三角を象っただけのシンプルなデザインも、素材の表情をより際立たせています。
主張しすぎないサイズ感や上品な色合いは、古都京都に息づく奥ゆかしさや品格を感じさせる仕上がりに。カジュアルからシックまで、あらゆる装いにマッチしそうですよね。
[藤巻百貨店]
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