私たちが見に纏う衣服や靴は、二次元ではなく三次元です。
日本を代表する、ファッションデザイナーの三宅一生さんは常に新しいものを創造し、チャレンジし続けています。
そんな三宅一生さんとReality Lab.がコラボレーションした、”132 5. ISSEY MIYAKE”
「1」は一枚の布、「3」は三次元の立体造形、「2」は立体造形を折りたたんで再び二次元にすること、続く「5」は5次元を表しているのだそうです。
コンセプト動画の一部はこちら。
三角形をプリントした一枚の布を折り紙のように折りたたみ、プレスをして作られています。縫製工程も必要ない革新的なデザインです。
切り込み線の位置を変えることで、シャツ、スカート、ワンピース、パンツ等を作り出すことが可能。
旅行の時もかさばらなくて良いな、と思ってしまいました。
生地は帝人ファイバー株式会社が開発した再生繊維を使うことからも、”再生・再創造”というコンセプトが伺え、時代への大きなメッセージが感じられます。
このコレクションは洋服を楽しむとことに魅力を感じるだけでなく、折りたたんだ時の美しさと着用したとき時の美しさをも実現。2012年にはロンドンのデザインミュージアムアワードにも選ばれました。
次は、どんな魔法を見せてくれるのか期待してしまいますね。