1歩足を踏み入れたそこは、時代をトリップしたような空間。
ここは京都市動物園や平安神宮の程近く、大正15年に建てられた町家を改装した照明屋さん「タチバナ商会」です。
入り口は吹き抜けに。2階には大きめのアールデコの照明が飾られています。
明治・大正・昭和初期の照明がなんと1000種類以上。
この時代の照明は、すべて職人の手づくりだそうで、菊や梅、竹、葡萄、スズメなど自然をモチーフにしたものが多く、あたたかく空間を彩ってくれます。
こちらは、明治時代、石油ランプをつくる職人が製作した花笠の照明。復刻されたエジソン球の仄かな灯りが似合います。均一ではないオレンジの波型装飾も美しいですね。
タチバナ商会では、照明の電気部品はすべて現代のものに交換しているので、趣はそのままに、安心して使うことができます。
「昔、灯りの下には家族の笑顔がありました。ぜひ愛着の持てる照明を見つけて、家族の思い出を育む、あたたかいお部屋づくりに役立ててください」と店主。
店主の人柄が現れたあたたかい空間で、お気に入りとの出会い探しをしてみては。
[リノベーション情報サイト リノベりす]
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。