イギリスの小さな町デヴォンに暮らす、5歳のレイクランド・テリア犬、ワッフルはちょっとした有名犬。
きっとみなさんも、公園やガーデンでワンコたちがボールを追いかける姿を目にしたことはあると思います。そう、ワンコたちは大のボール好き。…と言っても、ワッフルのボール好きは、犬並みはずれているんです。その証拠がこちら!
ワッフルの前には1000個以上のボールが並んでいます。これらは全て、ワッフルがお散歩中に拾い集めたボールたち。
テリア犬は昔、飼い主の狩猟にお供するパートナーとして活躍しており、その嗅覚は他のワンコたちよりも優れているそう。
ワッフルのオーナー、サラさんによると、ワッフルはボールを集めるために時に泥だらけの川に飛び込んだりするのだとか。
…もはや、使命感に駆られているようです。
そんなワッフルの特技は現在、動物保護の募金活動に一役買っているんです。仕組みは、『チャリティマラソン』に似ていて、「ワッフルがボールを見つけるたびに、動物保護のための募金をしていただけますか?」というもの。
最初は、サラさんと友人たちだけで始めたこの募金活動も輪を広げ、先月28日からはウェブサイトWaffle’s Sponsored Borlee Huntで、より多くの人達に参加を呼び掛けるようになりました。
沢山の人達が、この活動を「おもしろい!」と思ってくれたことは間違いありません。たった2週間で、日本円約60万円もの寄付が集まっているのです。
楽しみながら、募金活動に精を出すワッフルは、今日もあちこちボールを探し回っています。
Waffle the five-year-old Lakeland Terrier has sniffed out 1,000 lost balls[Western Daily Press]