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気取らない日常をコップに込めるの

2014/07/03 20:30 投稿

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九州の長崎県波佐見町。山々に囲まれたこの町は陶磁器の町。

長い間、有田の下請け産地だったこの土地では1つの窯で全作業を行うのではなく、別々の場所で成形、型起こし、釉薬、窯焼きとそれぞれの職人が作業を行う分業体制が取られています。

そのため、何か新しい型の陶磁器を作り出すには、各職人たちに意思疎通をしなくてはいけないため難しいとされていました。しかし、2010年、波佐見焼メーカーの有限会社マルヒロ、三代目馬場さんは波佐見焼をもっと世に広めたいと考え、行動し、職人たちとの繋がりを作って「HASAMI」ブランドを完成させました。

ぼてっとした質感、持ったときにしっかりと手に馴染むうつわ。今では日本各地のショップなどで目にすることができます。

その「HASAMI」から2014年この秋、新たなコレクション「Season5」がこの秋登場します。毎年国をテーマにしたコレクションが発表されていて、アメリカ、メキシコ、フランス、ドイツに続き、第5弾の今回はイギリス。イギリスの大衆文化を象徴する、「パブ」をイメージしているそう。

Vidrocup S ¥1,500、Vidrocup M ¥2,000 、Vidrocup L ¥2,500

「パブ」は、日本の気軽な飲み屋のようなもの。力を入れずに、気軽にお酒を飲んだり、食事をし、そして会話を楽しむ、気取らない「日常」の場所を象徴しています。

一方で、「HASAMI」も道具は『使われるためにあり、よく使い込まれ、そして使い古される』、ごくごく普通の「日常」で使われ、愛されるために作られています。



新コレクションのビアグラスならぬ波佐見焼のビアカップは、ビールのみならず、焼酎や日本酒など日本のお酒にもよく合いそうです。

カップの外側は素朴な白っぽい色、そして内側には茶色、水色、黄色、緑色の釉薬が施してあるシンプルながらも口に運ぶのが楽しくなるカップたち。

Vidrotray ¥3,500

お酒と合わせて料理を彩るのは、長方形のプレート。ビアカップと同じ釉薬が使用された4色展開です。釉薬の掛かり具合や焼加減によって色味が微妙に異なってくるため、同じ色のプレートを見ても所々違った表情が現れています。

手仕事から生まれた商品だからでしょうか、どこか懐かしさを感じます。何よりも日常の食卓がもっと楽しくなりそうな気持ちになれます。


Vidrobottle ¥4,000

Vidrobowl ¥800



新コレクション「Hasami Season5」はビアカップ、プレートのほかにもおつまみを入れるのに最適な小さいうつわや、徳利などのお酒の場にぴったりのうつわが登場しますよ。

HASAMI

問い合わせ先:有限会社マルヒロ
〒859-3711 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷255
電話番号:0955-42-2777

※「Hasami Season5」2014年秋発売予定、価格は全て税抜価格

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