知的好奇心を満たしてくれる本。
そして、その傍らには美しい花を。
本棚にピッタリはまる、まるで文庫本のような一輪挿し。
五八PRODUCTSのデザイナー五島史士さんデザインの「はなぶんこ」。
思い返してみれば、身の回りにある磁器や陶器などの焼き物の多くは丸い形をしていることが多いかもしれません。それは、釜の中で1300度で焼成するときに、収縮やその熱で歪みが出てしまうからなのだそう。だから、焼き物で綺麗な四角い形を作るのはとても難しい技術。
そんな中、「はなぶんこ」は、きりっとしたラインの四角い形。
これは、熊本は天草の最上級の土と佐賀県肥前吉田の腕のよい職人さんが居てこその逸品なのだそうです。
真ん中に開いている穴は、焼成の時に歪むのを防ぐために必要なものだそうですが、指を通して持ちやすくしたり、首の長い花でも倒れないようにストッパーの役割も担っているのだとか。
名前の通り文庫本のサイズなので、本棚にそっと忍ばせても素敵。
それに、シャープさも兼ね備えているので、おうちだけでなくオフィスなどにも合いそうですね。
美しくスマートなデザインと確かで温かな職人さんの技が出会ってできた一輪挿し。
さて、どんなお花を活けましょう。
みなさんのそばに本とお花のある生活を。
はなぶんこ [五八PRODUCTS]