建物や風景の写真を撮る時にどの様にして撮影していますか。
本やネットで建物を見てその通りに写真を撮ろうとするものの、どうも思った様に格好よく写真が撮れないなんてことありませんか。
勿論プロの撮る写真はそれなりの機材を使って技術のある人が撮影しているので、同じようには撮れません。ですが、普通の人の手元にあるカメラでもほんの少し撮り方を気をつけるだけで、実はもっと良い写真を撮ることができるんです。
それはとっても簡単。
「水平と平行を意識する」たったこれだけ。
図のように写真の辺と写っている建物や水平線が平行になっていますか。これだけ気をつければ何となく撮った写真も意外にもキレイに見えるんです。
例えば次の2枚の写真を比べてみて下さい。
縦と横、それぞれを平行になるようにして撮るだけでちゃんとした写真になります。比較してみるとわかりやすいかと思います。
また、下の写真のように斜めから撮る場合でも縦の辺の平行を揃えればこんな風に。
建物や風景写真を撮るプロの方は無意識に近いレベルでこれを行ってるそうです。逆にこのロジックを使わない場合はちゃんと構図等を考えているので、初心者はそこまでのことはできません。
だからこそ今回のような基本テクだけでも盗んで使ってみる方がいいかもしれません。
最近のカメラはグリッド表示や水準計が標準でついている物もおおいのでこれらを使うとより簡単に水平をとることができます。
皆様もぜひ試してみては如何でしょうか。