4月20日は、ドイツではイースター!
ドイツ語ではOstern(オースターン/オスターン)といい、キリスト教徒がほとんどのドイツでは、クリスマスに並んでとても重要な日です。
キリストの復活を祝うこの日ですが、クリスマスと同じ様にドイツは4日間ほど休暇があり、多くのドイツ人は家族でこの日を祝うそうです。
20日に先駆けて、私が住んでいる街では、小さなお祭りも開かれていました。
イースターに欠かせないものは2つ。卵(イースターエッグ)とうさぎ(イースターバニー)ですよね!
ドイツ語ではOstereier(オースターアイアー)、Osterhase(オースターハーゼ)といい、ディスプレイ雑貨やチョコなど、多くの物のモチーフになっています。4月に入ると街中ではこのOsternの装飾で街は彩られていきます。レジの横にOstereierを置いたり、Osterhaseを飾ったりしながら、みんなでイースター当日を心待ちにします。
イースターエッグは復活の象徴とされ、お祭りの中ではイースターエッグ作り体験のブースも。お店でデコレーションされた、プラスチック製のものも多く売られていますが、もちろん本物の卵からも作れます。 roomieでは先日の記事でも取り上げていたように、ゆで卵から作ったり、生卵に小さな穴を開けて、中を取り出して作る方法などがあります。家族で楽しみながら作り、イースターを楽しむ家庭も多いみたいです。
多産なことから、生命の象徴と言われるこのイースターバニー。(諸説あり)イースター当日は、このイースターバニーが卵を庭に隠す(贈り物を持ってくる)という伝えがあり、当日の朝はこの卵探しが始まります。
庭があるお家では、庭に。なければ室内の至る所に、このイースターエッグやチョコを(子供を起こす前に親が)隠し、子供達が探すのが習わしです。クリスマスにはサンタクロースがプレゼントを持って現れると信じているように、イースターでは兎がこの卵を隠したと信じている子供も多いので、お子さんには内緒にしてくださいね!
イースターの日はぜひみなさんのお宅でも、卵探しやチョコ探しを楽しんでみてはいかがでしょうか?