今なお記憶に残るCDやレコードのジャケットは数多く存在しますが、そこに描かれていない裏側ってどうなっていたんでしょう?アーティストのHarvezt氏がそれを教えてくれます。
彼の作り出したシリーズ「The Dark Side of the Covers(ザ・ダークサイド・オブ・ザ・カバーズ)」は、有名なCD、レコードジャケットの反対側で起こっていた(かもしれない)出来事をちらりと見せてくれています。しかも、ブラックジョークも交えたその画は事実に基づいているのです。
例えばビートルズの「Abbey Road」では、わずか10分という限られた時間の中、お巡りさんが道路を見張りながら撮影されたというエピソードから。
The Velvet Undergroundの「The Velvet Underground and Nico」では、初期にリリースされたものでのみ、ステッカーをめくって見ることが出来たアンディ・ウォーホルのバナナの皮の中身が。
Metallicaの「Master of Puppets」では、ツアー中に亡くなったメンバーCliff Burtonの墓石が。
Sonic Youthの「Daydream Nation」のイメージを描いたのはアーティストのGerhard Richterですが、その反対側には、骸骨も一緒に描かれた、彼のまた別の作品が。
では、下の作品にはどんな意味が込められているのでしょうか?
他にもたくさんのエピソードをもとにした「ダークサイド」がこちらから見ることが出来ます。イメージをクリックすると、英語ではありますが作品のエピソード、解説が記載されています。音楽好き、CD(レコード)ジャケット好きの方にぴったりのアートではないでしょうか。
まだまだたくさん見てみたいですね。
Reverses Album Covers[IGNANT]
Harvezt’s Photostream[Flickr]