どうしても箸やフォークでは食べられないものってありますよね、そう、スペアリブのような骨付き肉とか。肉をちぎったり骨からはがしたり、手がベトベトになります。食べてるときはコップを持つこともスマホをいじることもできなくなりますね。
でもこれさえあれば大丈夫じゃん! という便利なアイテムが生み出されました。その名も「Trongs」です。
この画期的な食事ツールの誕生秘話がなんだかカッコイイような。
「夜遅い仕事の途中で、Eric ZimmermannとDan Ferraraは、休憩にバッファローウィング(素揚げした鶏肉の手羽に辛みの強いソースをまぶしたアメリカの料理)をつまむことにした。ちょうど肉にかぶりついたとき、ダンの携帯電話が鳴った。彼は指を拭こうと急いだが結局間に合わず、コールを逃してしまった。その瞬間、使い方が明確な『道具』がこの世界に欠けているということに気付き、Trongのコンセプトが生まれた。
その後の1年間、エリックとダンはこの新しい『道具』の数十通りものモデルを試作し、デザインの改良を重ねた。この新しい道具は快適かつ効果的でなければならないことを確信していたからだ」……
と、まあ、開発者の方々が一生懸命考えた結果、とても使いやすい食事ツールが完成しました。彼ら自身がプロモーション動画でTrongsをとてもテンポ良く楽しげに説明してくれています。
手羽を食べるときだけでなく、場合によっては調理にも使えるようです。食べている途中でコップを持つことも電話に出ることもできます。確かに、なぜこうした道具がいままで無かったんだろう、と思いますね。
こちらのアイテムは数年前からアメリカで販売されているみたいなのですが、日本では未発売のようです。手羽先が名物である名古屋などでは重宝しそうですよね。
あ、KFCでも使えそう。シーフードを食べるときにも便利かも。
[Trongs](naocs)