え、カセットテープ知らないの!?
思わずそんな反応さえ聞こえてきそうなこのテーマ「現代キッズにカセットプレーヤーを渡したら」を実験した動画が話題になっています。
まずは動画をご覧ください。言葉は分からなくても、そのリアクションから感じ取れる部分も多いはず!
どうでしたか?とにかくひたすら驚く子どもたち。私たち大人としては、知らない子どもたちに対して驚きを隠せません。
ポータブルカセットプレーヤーをまず最初に渡された時の反応。この不気味なものでも見るようなリアクションが全てを物語っている気がします。
「これ何に使うと思う?」という問いに、「これに向かってしゃべるのかしら」「ラジオカセットレコーダーかな?」「トランシーバー?」と答えています。
「音楽を再生するデバイスだよ」と説明され、早速電源ボタンを探す子どもたち。途中から再生ボタンを押せば良いことに気付き押してみますが、音が鳴らずまたしても動揺。
そう、まだカセットテープそのものが入っていなかったんですね。しかしそれすらも「初めて見た」「わお、この中に動画が入っているの?」という反応です。
カセットテープを受け取るも、入れ方が分からず悪戦苦闘。無事に入れ口を開けることが出来て大喜びする子もいれば、開け方を教えてもらい「なんですって!」と声を上げる子も。
さらに「このデバイスはヘッドフォンに接続しないと何も聞こえないんだよ」と聞き、早くも若干引き気味の子もいれば、有線のヘッドホンを見て「これおばあちゃんが持ってる!」と言う子も。実際に音を聞いて感激したかと思えば、音量が最大になっていたのか驚く子もいました。あるある~。
「ここまでで、カセットプレーヤーのことどう思った?」の問いに「複雑すぎる」「音楽を聞くのにヘッドホンがいるなんておかしいよ!」とする一方で「聴き始めるまでに時間がかからなくていいね。iPadだったらインターネットの設定をして、好きな曲を見つけるまでに何度もタップして、ようやく再生できるでしょう?」と賞賛する意見も。
「発売当時は200ドルしたんだよ」と聞き「ありえない」「これが?」「ちょっと想定外だ」と衝撃をうける子どもが多い中「そんなに驚くほどじゃないね、iPadだって700ドルするんだから」と意見する少年。冷静だなぁ。
「現代のデバイスとこのカセットプレーヤー、どっちが好き?」と質問され「現代のテクノロジーのもの。考えるまでもないわ」とみんなバッサリ。そりゃそうですよね。
最後まで衝撃体験の連続だった子どもたち。でもある意味新鮮で、楽しい時間だったかもしれません。
私たち大人としてはものすごいジェネレーションギャップを感じずにはいられませんが…。
この子たちが大人になって、AndroidやiPhoneを「複雑すぎる」とドン引きする新しい世代の子を目の当たりにした時、今の私たちの気持ちがようやく少し伝わるんだろうなぁ。
KIDS REACT TO WALKMANS (Portable Cassette Players)[YouTube]