まとめ買いをしたり、食べようと思っていて、つい忘れてしまっているものってありませんか。気が付いたら消費期限が切れていた…食べたら腐ってた…。
そんな皆さんに朗報です。
北京大学のChao Zhang教授らの研究チームが、色の変化で食品の鮮度がわかる「Smart Tag」を開発したのだそう。
トウモロコシの粒ほどの小さなタグは、金と銀から成るナノロッドと呼ばれる小さな化合物で作られており、食品のパッケージに貼っておくと、その食品が腐っているかどうかを教えてくれます。
しかも、封を開けていないものでも、鮮度を調べることができるというから、驚きです。
タグシールの色はどんどん変化していき、赤や濃いオレンジだと新鮮、そして、オレンジ、黄色、緑へと食品の鮮度が失われていくのを色で確認することができるようになっています。タグが緑色になったら、完全に腐った状態、と判断してよいのだそう。
動画はこちら。
例えば、パッケージに書かれている消費期限が14日間ある牛乳があったとして、このSmart Tagを貼ってみて、色が赤からオレンジに変わった時には、実際の消費期限はだいたいあと7日間ほど、という目安になるとのこと。
これなら、見た目は大丈夫だからいっか!などと食べて、お腹を壊すことはありません。
もちろん、不要なものは買わないようにすることが重要ですが、それでも、目で見て鮮度がわかれば、使うべき食材がわかり、優先的に使っていく手助けになりますね。
Smart Tagの製作コストも安いとのことなので、商品化が期待されます。色で鮮度をチェック。是非、使ってみたいな!
Smart Tag [CBSNEWS]