一言で言うならば、モノレールと自転車の合体した乗り物Shweebのご紹介。
まだ、コンセプト段階ですが、新たな交通網の可能性として発案されたもの。早速、どんな乗り物か、コンセプトビデオを見てみましょう。
いかがでしょう。ガソリンを使わない。混雑電車のぎゅうぎゅうもない。歩きや自転車よりもちろん速くて、安全で、いろんなところに行ける。それに街を上から見下ろせて、何とも気持ち良さそう。
と、とても理想的に思えるShweeb。
ニュージーランドで開発され、今では試用的にレース用に設置されています。ニュースでも取り上げられ、実際に、Shweebに乗っている映像がこちら。
うん、結構速そう。とはいえ、交通の便としての利用を考えると、ところどころ、突っ込みどころもあり、ホームページには、このような F&Qが出ています。
「結構疲れそう」
実際にビデオをを見た人から「結構疲れてるよね?」という質問があり。対して「レース用に作っているものなので、どうしてもスピードを競って疲れてしまっています。交通網としての使用とは違います。」との回答。
「前の人が遅かったら?」
そうですよね。休憩したかったり、ちょっとスピードが落ちてしまったら、後ろは詰まってしまいます。Shweebからのお答えは「軽く時速25キロは出ますが、それ以上は出ないようになっているので、ほぼ同じスピードで進むと考えてよいでしょう。また、もし前の人がペダルを漕ぐのさえ辞めてしまった場合には、簡単に車体ごと前の車体を押すことができます」とのこと。
なるほど。
それに、女性は、服装も考えてしまいますね。
と、改善点は盛りだくさんなShweeb。
ただこの発案者、東京に住んでいたころに、東京の交通網やカプセルホテルなどからインスピレーションを受けて、Shweebの開発を始めたとのこと。なんだか、親近感を抱いて応援したくなってしまいます。
改善点を乗り越えて、環境によくて、快適で、速くて気持ちのいい交通網ができますように!