こちらは「♪顔が命の吉徳~」で知られる江戸時代創業の老舗の人形屋「吉徳大光」が、ルーカスフィルムスタジオとコラボレーションし制作した、ダース・ベイダーの五月人形。
吉徳大光の創業300年記念と、ルーカスフィルムスタジオの代表作である『スター・ウォーズ』公開35周年を迎えたのを機に叶ったこちらのコラボレーション。
「ダース・ベイダー鎧飾り」、「ダース・ベイダー兜飾り」、「ダース・ベイダー武者人形」の他に「ストームトルーパー兜飾り」があります。
かっこいい…。
『スター・ウォーズ・シリーズ』の、あのシスの暗黒卿、ダース・ベイダーが和に扮装。
ベイダーの象徴とも言えるヘルメットを兜にし、立派な甲冑を身につけた、そのものものしい出で立ちはもう日本武士そのもの。
兜や、武者人形のマスク、そして中央の銀河帝国軍のシンボルマーク部分のデザインの考案は、ガメラ3、仮面ライダーなどのフィギュア原型師、造型作家として有名な、竹谷隆之氏が手掛けました。側にかざってある札に、しっかり「竹谷隆之考案 銀河帝国暗黒卿 甲冑」と記してあります。
ベイダー風にアレンジされた脛当てや、ライトセーバーをイメージして作られた刀など、スター・ウォーズの世界観と江戸から続くその確かな技術が見事に調和しできあがった、これぞコラボレーションと呼ぶに相応しい作品といえます。
熟練の職人達による手作業による受注生産なので、予約の数も限られていますが、その仕上がりは目を見張るものがあります。
残念ながら「ストームトルーパーの兜飾り」は現在品切れとなっていますが、ほかの3つはまだあるそうです。
子供のためというよりは、もしかしたらスター・ウォーズファンのお父さん達が熱狂しちゃうかもしれないスター・ウォーズコラボレーションシリーズ。吉徳大光店頭や、こちらの吉徳大光のウェブサイトから購入可能です。
購入を考えていなくても、ぜひ店頭で実物を見てほしい人形です。