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当たりまえになりがちな日常に、改めて「ありがとう」

2014/03/19 16:00 投稿

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Photo by Getty Images

お母さんや奥さんの手、固くなっていませんか?

マメができたり擦り傷ができたり、皮が剥けたりしていませんか?

それは、気持ちのいい毎日を作るために、一生懸命働いてくれている証です。



一瞬、ぎょっとしてしまうこの写真。見ての通り、手に糸で刺繍が施されています。

英国生まれのアーティスト、Eliza Bennettさんが自らの身を持って表現した作品で「A woman’s work is never done」というタイトルが付けられています。とても痛々しいこの作品、決して終わることのない「女性の仕事」の痛さを表しています。

家事を含め、伝統的にいわゆる「女性の仕事」とされてきた職業が、総じて低賃金で、社会的地位も低く軽んじられている現実。彼女は、伝統的に女性の職業であった刺繍を自分の手の皮膚に施し、女性の手の痛みを表すことで訴えかけているそうです。



一生続く仕事である「家事」は、当たり前のことと見なされ、お給料も定年もなく、一緒に働く仲間もなく、感謝も評価もされない。

世界中で、女性だからという理由で、そのような「女性の仕事」しか手に入らない女性が多く存在し、そしてその実情は、過酷ながら、低賃金、悪条件の中での労働ということが多いとのこと。

日常の生活のなかで、お互いがお互いの小さな行動に気づき、感謝し、評価し合える。そして疲れや痛みを見つけたときには労りあえる。そんな関係が理想ですよね。

このアートをどう捉えるか、意見は様々ありそうですが、当たりまえの日常を改めて考えるきっかけを与えてくれました。

A woman’s work is never done

[eliza benett]

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