こんなガイドブックがあってもいいかも!
ニューヨークやロンドンなどではこれまで様々なアーティストが自身のアルバムのカバー写真を撮影してきました。その撮影した場所を現在の様子と重ね合わせて紹介してくれるサイトがこちらの「Pop Spots.Com」。
面白いのが、ただ場所を教えてくれるわけではなく、現在撮られた写真に当時のカバー写真を重ね合わせているところ。周りのお店の様子や実際に立っていた場所がよくわかり、想像がどんどん膨らんでしまいます。サイトからいくつか抜粋して紹介します。
ニューヨークパンクスの代名詞「The New York Dolls」の1stアルバム『The New York Dolls』のジャケ写。ニューヨークのSt.Mark’s Placeと2ndアベニューの角。お店もそのままです。
「The Doors」の2ndアルバム『Strange Days』。ドアーズのアルバムで唯一メンバーが映っていないジャケ写としても有名。後ろでトランペットを吹くおじさんはスタッフを乗せていたタクシーの運転手を急遽出演させたとか。ニューヨークの36st.のLexingtonと3Ave.の間。
「Ramones」の1stアルバム『Ramones』。ニューヨークの2st.にあるBoweryと2nd Ave.の近くにある「Albert’s Garden」と呼ばれるプライベートガーデンで撮影されたそうです。
泣く子も黙るオアシスの名盤『What’s the Story, Morning Glory?』の写真。有名レコードショップが存在するBerwick Streetで撮影。サイトの考察によると「Sister Ray records」というお店の前から撮影されたそうです。
ピンクフロイドの最後のオリジナルアルバム『対/TSUI』。イギリス、ケンブリッジシャーにある「イーリー」という町にある広場から撮影されたそうです。特定できた理由は2体の彫刻の口の中から遠くに見える建物がヒントになったとか。
いかがでしたか? サイトでは他にもデビット・ボウイやボブ・ディランのジャケ写の場所も特定しています。気になる方はご覧になってみて下さい。
このサイトを見ながら旅行したら楽しそう!
Text by 稲崎吾郎
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