「みそで呑む一杯、酒に毒はなし」(酒も、みそをつまみで飲めば害がないという例え)
「みそ汁は朝の毒消し」(朝食のときの一杯のみそ汁は体にいいですよ、という意味)
ということわざがあるくらい、昔からお味噌は栄養に優れた健康食だと言われています。
中でも注目したいのが脳の活性化、疲労回復、アンチエイジング。その他にも胃がんや乳がんのリスクを下げたり、糖尿病・骨粗鬆症の予防、血圧の上昇を下げるなど…様々な効果があるそうです。(参照:みそ健康づくり委員会)
味噌は1月から2月に漬け込み、秋頃から食べ始めることができます。今回、そんなお味噌を手作りしてみようと、無添加や素材にこだわった世田谷区にあるお店「ごはん屋ヒバリ」の“手前味噌仕込み会”に参加してきました。
店主曰く、
“自分で仕込んだ味噌のかわいさとおいしさにはまってしまう人が多く、同じ大豆と麹で仕込んでも、作る人の手加減と熟成の環境で、仕上がりがグッと変わってくる“のだそう
聞いただけでワクワクします! 材料は大豆、米麹、塩だけです。
【作り方】
1. 大豆を茹でる。大豆が簡単に潰れるくらいが目安です
2.すりこぎやフードプロセッサー、マッシャーなどで大豆を潰す
3.塩と麹を混ぜる
4.ハンバーグをこねるようにしっかりと、大豆と麹を合わせる。かたい場合は、ゆで汁を加える
5.ハンバーグを作るような感じで、みそ玉を作り空気を抜く
6.保存容器にみそ玉を投げ入れ、さらに空気を抜きます
7.表面を平らにならし、塩を全体に振る
8.空気が入らないように、ぴったりとさらしをのせ、落し蓋をして均等に圧力がかかるように重石をのせる
直射日光のあたらない、風通しの良い場所で、なるべく温度変化が少ないところに保存する
*今回、落し蓋は底が外れるケーキ型の底にラップを巻いて、重石はビニール袋に塩を入れたものをのせてみました
本当は毎日でも蓋をあけて様子を伺いたいところですが、味噌環境としてはあまり開けない方が良いそうなので、グッとこらえて…
なるべく一定温度を保てるよう、涼しいところに保管中
この流れを一人でやるのは中々大変! 興味がある方は、ちょっとしたコツも教われる“手前味噌仕込み会”のようなワークショップから始めてみてはいかがでしょうか?
「ごはん屋ヒバリ」では毎年開催しているそうですよ。お問い合わせはこちらから。
完成後、手作り味噌を使ったレシピを公開予定です。お楽しみに!
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