前回拾った小熊を10年かけて育てた人がいたという記事がありましたが、その人よりももっとクマ好きなおじさんを発見したので紹介いたします!
Doug Seus(ダグ)さんとLynne Seus(リン)さんご夫妻、1973年から恊働で動物のトレイナーとして働き始めました。まず最初に担当したのはオオカミ、ピューマ、コヨーテ、鹿、ボブキャット、キツネ、アライグマ、鷹、鷲、といった壮大なる野生動物たち。
そんなワイルドな調教師生活をさらに変えたのは、Bartというクマに出会ってからだったそうです。Bartはダグさんとリンさんの調教のもと、1989年の映画「The Bear」という映画に出演するほどのセレブベアーと成長しました。
「動物の調教は芸術的だ」と語るご夫妻。忍耐力、愛情、お互いの理解が要求されるこの調教を、ご夫妻は娘のサーシャさん、息子のジェドさん、調教パートナーのスミッティーさんと協力し合い、今日まで頑張って来たそうです。
映画業界で動物たちを活躍させるために大切な事は、振る舞いを直したり命令したりする事よりも、動物たちそれぞれの性格の違いを理解する事だそうです。
ご夫妻はこれまでに、25本の映画、何百ものテレビドラマ、コマーシャルに彼らの動物達を出演させたという豪華な経歴。
ドクタードリトル2、THE EDGE、Legend of the Fall、We bought a Zoo、Game of Thronesなどのメジャー映画、見た事ある人も多いんじゃないでしょうか? あのシーンのクマさん達は、みんなダグさんとリンさんが愛情をかけて調教したクマさん達なんです!
これがいままでの映画出演記録。すごい数ですね!
インタビュー中のダグさん、大変な事になってます…! これ、食べられているんじゃないんです。戯れているだけなんです。
こちらのビデオだとその様子がさらによくわかるので、ぜひ見てみてください。
ご夫妻とクマたちは今もアメリカ、ユタ州で元気に暮らしているそうです。次に撮影される映画のために、頑張って特訓しているのかもしれませんね!
[Sploid]