ピンクのチュチュをきて街中を飛び跳ねているこのおじさん。変わった人かしら…と思う人が大半なはず。でも違うんです。
カメラマンのJim Careyさん、実は妻のLindaさんが乳がんを宣告され、その妻を励ますためにこのプロジェクトを始めました。ジムさんは、落ち込んだリンダさんに笑顔を取り戻してほしいという願いのためだけに、世界中を旅して滑稽な写真を撮り続けている、心優しい旦那さんなのです。
グランドキャニオン、ニューヨーク、ベルリン、イタリアなど、様々な場所へ旅をし写真を撮り、着るものはもちろんピンクのチュチュだけ。そんなジムさんの写真を見たリンダさんはこうインタビューに答えています。
「自分の旦那がピンクのチュチュを着て外で踊っているなんて、見るだけで笑ってしまうわ。でも、ポジティブにがんばろうっていう意気が湧いてくるの。笑えば笑うほど、人はポジティブになれるものだと思うわ」
ニューヨークで撮影されたSwan Lakeのバレエ中。一緒に踊ったのでしょうか?
ボートから見事にダイブしちゃっています。結構アートな雰囲気の写真ですが、ピンクのチュチュが笑えます!
ニュージャージーで撮影された川のシーン。後ろ姿が哀愁深いですね。
アリゾナで撮影された一枚。チュチュをなおしている仕草がなんともかわいい!
愛する妻のためにピンクのチュチュを着たジムさん。妻に笑顔と希望を与えるだけのために行われたこのプロジェクトは、今では世界中の人々の心を動かしているようです。
ここで制作された写真は、ポートフォリオとしていま販売していて、そのお金は乳がんのチャリティーで使われているそうです。彼のウェブサイトで、かなりの数の写真が公開されてますので、ぜひチェックしてみてください!
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