狭小なスペースならばこそ、収納や家具を工夫して少なくし、広い空間を確保したいもの。
スペインはマドリードの、アーバンライフスペースをデザインするアーキテクトオフィスeliiによるアパートメント「Didomestic」は、天井や床に様々な仕掛けを仕込んだ機能的な住まい。
天井のロープを引いてテーブルやベンチ、ハンモック、収納などが出てくる、まるで現代風の忍者屋敷みたいな仕様がなかなかユニークです。
合板やポリカーボネートを使ったインテリアデザインは素朴で居心地がよく、上階への階段は透明なプレートで区切られていて明るい雰囲気も演出。
上階はマットレスが置かれた寝室とシンプルなバスタブが設置されていて、床板と一体化した化粧台にも驚かされます。生活に必要なほとんどのモノが、天井裏・床下の見えないスペースに格納されているんですね。
なかなかオシャレで快適そう。一人暮らしがなんとなく楽しくなる、そんな提案ではないでしょうか。
Adaptable Attic Apartment Full of Secret Compartments[dornob]
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