まずは写真を見てください。この床に敷いてあるカーペット、実は全て「A4普通紙」で作られています。500平方メートルもの広さのホールに、20,000枚以上のA4普通紙が敷き詰められているのです。
この作品を作ったのはWE MAKE CARPETSという、Marcia Nolte氏、Stijn van der Vleuten氏、Bob Waardenburg氏の3人から成るアーティスト集団。カーペットを敷き詰める伝統的な手法と、消費社会への批判的な視点を組み合わせ、多くのちょっと変な「カーペット」を作り続けています。
ほかの作品では、紙以外にもクレヨン、プラスチックフォーク、パスタ、タイルなどを使っています。そしてその素材でカーペットのように柄を描き、作品から消費社会を見つめ直しているとのことです。
ともあれ、この量、この広さの「カーペット」は圧巻です。彼らの他の作品はこちらから見ることができます。初期の小さなものから最近の大きなものまで、見応えのある作品群です。
[IGNANT]
[WE MAKE CARPETS]
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