ロイクラトン祭りというタイの伝統文化をご存じですか?
タイでは、毎年陰暦12月(新暦でいう10月~11月頃)の満月の夜、川の恵みへの感謝の気持ちを表し、ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を川に流す「ロイクラトン」と呼ばれるお祭りが全国各地で行われます。
チェンマイのロイクラトン祭りは「イーペン」と呼ばれ、ピン川を流れるクラトン(灯篭)が水上に浮かんだ天の川のように幻想的で美しいお祭りとして有名。
天の仏陀に感謝の気持ちを捧げ、日々の生活が幸福であるように厄払いをするという意味を込めて、何万ものコームローイ(灯籠)が一斉に夜空へ放たれます。
何万ものコームローイが夜空を埋め尽くす様子はまさに幻想的。これまでいろいろな文化と接する機会がありましたが、この祭りは指折りの美しさでした。
バナナの葉や花でつくられたクラトン。祭りの夜にはどこへ行っても路上でこれが売られています。小さい物で20バーツ、大きな物は50~100バーツと種類は様々。
私のクラトンはこれに決定。灯をともして川に流す準備バッチリです。
タイの町中もたくさんのイルミネーションでカラフルに衣替え。現地の人々や観光客ともに、この夢のような一夜に魅了されていました。
ロイクラトン祭りの夜の首都バンコクの風景です。満月の夜にこの眺めはまさに絶景。タイ旅行を計画する際は、このお祭りもプランに入れることをお勧めします!
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