マンションとか建つと、日照問題で悩むためにデモ活動が行なわれたりすることがありますが、街全体に陽が当たらないとしたらどうでしょう。
ノルウェーの首都オスロから西方約140キロの山並みに位置する谷の街リューカンは、冬の時期約半年間は山の陰に入ってしまい全く太陽の光が当たらないという谷底の日陰工業都市。
この日照問題を解決しようと、100年前の10月31日に発案された「巨大な鏡を使って太陽光を反射させて街を照らす」というアイディアが、ついに2013年10月31日に実現したそうです。
これまでは日光を浴びるために山頂まで登るためのゴンドラを利用していましたが、これからは街の中の公共広場で日光の恩恵にあずかれます。街の人々は大喜び。そりゃそうでしょう。
コンピューター制御されたこれらのミラーは、現代技術が無ければ実現できませんでした。発案から100年掛かったのもうなずけます。いつか街全体に冬でも陽の光が届くようになる日が来るといいですね。
それにしても、日照が決して当たり前のものではないという街があったことにも驚かされますね…。
NORWEGIAN TOWN BUILTS MIRROR SYSTEM TO HAVE LIGHT IN THE WINTER [ConcepTrends]
Norwegian town uses giant mirrors to combat the winter darkness [YAHOO! NEWS]
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