カリブ海に浮かぶ、魅惑の島国「キューバ」。
街を走るクラシックカーとタバコの煙、ハットをかぶったミュージシャンたちの陽気で少年のような笑顔。一度は訪れたい国の一つです。
海外サイト「MatadorNetwork」では、サーフィン系雑誌のカメラマンChris Burkard氏がキューバを訪れた際のスナップ写真をいくつか紹介しています。
カメラマンの腕がいいのか、被写体がいいのか、それらの写真は見てるだけで我々を「非日常」の世界に連れて行ってくれます。
穏やかな海岸線。日の出から、日の入りまで市民たちの憩いの場となっているようです。
何十年も変わらぬままのストリート。初めて見る景色なのにノスタルジックに感じるから不思議です。
こちらはサッカーをしている子どもを見守るお母さん。
キューバのタクシードライバー。
Burkard氏いわく、キューバの人々は雨が降ってもいつも外にいるそうです。それは何時間降ろうとお構いなしだとか。
ランチタイムにチェスをしているタクシードライバー。この時間の流れ方がたまりません。
友だちに別れを告げる少年。大きな声で「バイバイー!」という声が聞こえてきそうです。
これまで、キューバでは革命の起きた1959年以前の車しか売買できないという法律がありました。だから、街中はクラシックカーだらけ。
みんな、昔のクルマを修理し続けて乗るしかありませんでした。
しかし、数年前にその法律が改正され、新車を買うことができるようになったとのこと。あと5年後には、キューバの街並はがらりと変わってしまうかも。
もし、キューバを散策するのであれば、そのときはデジカメではなく「フィルムカメラ」が似合うかもしれませんね。
Portraits from the streets of Havana, Cuba[MatadorNetwork]