スーツをバリっと着こなして、ネクタイもチーフの小物使いもオシャレ! 鮮やかな色使いがうまくて、とにかく素敵です。
彼らはアフリカ、コンゴ共和国のサプールと呼ばれる洋服にこだわりをもつ人たち。赤道直下のコンゴでスーツ。さぞ暑いでしょうけど、そんなのオシャレには関係ないのです。
ウットリしてしまうほどダンディーなサプールのファッションには、コーディネートで使用して良い色は最大3色までというルールがあります。色使いは派手でも、スタイリングはとてもまとまっているのはそのせいですね。
彼らのオシャレは仕事のためではなく、趣味。そしてその趣味のファッションにかける情熱は 、生半可ではありません。彼らの住むブラザビルの平均月収は約300ドルですが、身にまとうスーツ、アクセサリー、シャツは何千ドルもするそう。50〜60年代のフランスのファッションにこだわり、お金を貯めては新しいスーツを買うのです。
その昔、フランスの植民地であったコンゴ共和国の人々は、フランスの文化やファッションに大きな影響を受け、憧れを抱いているのだそう。それゆえ、サプールはいつの日かパリへ行くことを夢見ています。
これだけオシャレだったら、パリでもきっと通用するはず! お金を貯めて、夢をかなえて欲しいですね。
[SABOTAGE TIMES]