オイルペインティングといえば、写実的なものから抽象的なものまで、その温かみのある表現力が印象深いと思っていました。
ところがイタリアのアーティストAlessandro Papettiさんが描く「Cityscapes」の持つスピード感と躍動感には驚かされます。
日常世界の都会のカオスが迫力ある画風で描かれていて、色遣いもどちらかといえばクールな印象。動きがあるものを留める形で描かれることの多い中で、動きをよりダイナミックに示し表現するというのはとても独特ですね。
「知ることよりも感じることほうが多い」と語る彼の作品は、写真にも収めることのできない方法で人類社会のパワーを物語っているように思います。
[MY MODERN MET]
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