写真家リチャード・レナーディさんのこの写真プロジェクトは「touching strangers(知らない人と触れ合う)」というタイトルがつけられています。
モデルたちはリチャードさんに道で声をかけられた一般人。
その場で簡単にモデル同士で自己紹介をしてもらいます。そしてすぐに写真撮影が開始です。リチャードさんの指示でポーズを取らされ、出来上がった写真を見るとそこに関係性がふわっと浮かび上がるのが不思議です。
道ですれ違ったことも気付かないような他人同士なのに、一つのストーリーのようなものが見えてきませんか? もちろん、中にはぎこちなさが残る写真もあります。
写真撮影を通して、モデルの多くが「心の壁がとれて、相手に親近感を持つようになる」という経験をしたそうです。
「撮影を通して、相手のことが本当に大事に思えてきたよ」と感想を述べてリポーターを驚かせる男性。
道ですれ違う人たちが、家族や友人だとしたら…今日一日だけそんな想像をして、街を歩いてみると面白いかもしれません。
[On the Road: Photographer proves strangers are friends you haven't met yet from CBS NEWS]
[Richard Renaldi website]