ロンドンの近現代美術館テート・モダンに展示されている、名前の無い巨大な作品。



そう、金色に輝くこの抽象画作品は、なんと金箔で描かれているのです!



イギリスのアーティストRichard Wrightさんによる2009年の作品。金ですからね、光の反射もギラギラしてます。




3メートルをはるかに超える高さ。大人3人が腕を一杯に広げても届かないくらいの幅。こんな巨大な金箔アート、見たことありませんね。



ルネッサンス時代のウォールアート技術も駆使しながら、とても細かい作業によって描かれています。初めに紙に絵柄を描き、穴を開けて壁にチョークでなぞって転写、そこに塗料を塗って最後に金箔でカバーするという。

こうして、上下左右に点対称な作品が生まれたのですね。



彼は現代美術における最も重要な賞のひとつとして知られる、50歳以下のイギリス人もしくはイギリス在住の美術家に対して毎年贈られるターナー賞を受賞しました。当時、49歳だったそうですから、ギリギリだったんですね。

こんな豪華なアート作品、果たして値段が付けられるんでしょうか…。

Brilliant Award-Winning Gold Leaf Painting by Richard Wright

[MY MODERN MET]

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