自転車通勤、通学派が増えている今日この頃。
ロンドンでは自分で所有する自転車以外に、数多くの地下鉄駅付近に無人のレンタサイクルサービスが普及しているため、それで通う人もいるぐらいです。そして、利用者にはヘルメットの着用が義務づけられています。
そこで考えられたのがこの「Paper Pulp Helmet(ペーパーパルプ・ヘルメット)」。なんと新聞紙から作られたヘルメットなのです。
イギリス屈指のアートスクール、ロイヤルカレッジオブアートの卒業制作プロジェクトの一環で、3人の学生グループによって作られました。
ロンドンではフリーのタブロイド誌が毎日街中で配られ、たくさん捨てられていますが、その新聞を利用することでコストも抑えられるということです。
紙製のパルプから成形されていますが、6時間も雨に耐え、色付けに使われている色素も天然もの。完全にリサイクル可能です。
しかも風通しも考慮された構造なため、ヘルメットにありがちな蒸れも防げるそうです。
エコ・オーガニック・安い・軽い・蒸れないヘルメット、優れものです!
現在まだ使用が実際に開始されていませんが、レンタサイクルスペース近くのお店との提携や自動販売機設置などを企画中。
Paper Pulp Helmet by Tom Gottelier, Bobby Petersen and Ed Thomas from Dezeen on Vimeo.
日本でも販売されたら、ヘルメット着用者が増えるかもしれませんね!
Paper Pulp Helmet by Tom Gottelier, Bobby Petersen and Ed Thomas[dezeen magazine]
[Paper Pulp Helmet]
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