ロンドンを拠点に活動中の靴デザイナーBarbora Veseláさんは、靴を作ってるときにチェコ共和国にあるProkopské údolíという自然保護区の侵食された堆積岩のパターンを思い出しました。そしてその地層が侵食される様子をそのまま靴のデザインに利用しようと考えました。



ファッション業界のデザイナーは、アイテムを制作するときにデザインを作る元となる資料を貼りあわせたイメージマップをつくることが多いです。今回のパッチワークの靴「geology of shoes」を作成するためのマップがこの画像です。

写真や地図や地層のモデル、素材など様々なものが貼り付けてあります。



さらにもう一つのイメージマップ。地図のカラーと素材に使用するレザーのカラーを合わせてイメージしていると思われます。



制作の過程です。靴の木型から小さいレザーの切れ端を張り付けて成形していきます。ちなみにこのレザー切れ端は、今まで使用して余った革を使っています。



完成です! 地層の侵食されている様子、そして地図の色みがとてもマッチしています。

作成過程のショート・ドキュメンタリー動画もこちらで閲覧できますよ。

Barbor Avesela

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