下の写真で気持ち良さそうに寝ているこちらの美しい少女。Rosie Hardyという、たった22歳のプロカメラマンのセルフポートレートです。
“Under your blanket”
“These Spaces Up With Days”
彼女の写真はバックグラウンドをとても効果的に使うことで、まるで、おとぎ話の中にいるような、自由な世界を作り上げます。そしてプロップの使い方が個性的。女の子独特の、22歳の彼女だからできる、繊細な心の動きを描き出します。
“You Are Not Alone”
“a new world”
“we painted the skies”
“Nightmare No.5 or 6″
溢れる感情がまっすぐ伝わってくる写真たち。
彼女が有名になったきっかけは、アメリカの人気バンドMaroon 5のアルバムカバーに使われたことでした。しかもその出会い方が前代未聞で、その当時、アルバムリリースの準備ができているのに、カバーとなる写真だけがない! というピンチの状態だったMaroon 5。マネージメント会社がアルバムタイトルでネット検索してみたところ、彼女の写真を見つけたのだとか。
“I need to feel your hands all over me”
当時、Flickr上で「365 Days」というセルフポートレイトのプロジェクトを展開していた彼女。「365 Days」にあった こちらの写真、”I need to feel your hands all over me”という写真が、後に発売される「Hands All Over Me」の検索に引っかかったというわけです。
「もっとセクシーに」という注文を受けて、コンセプトはそのままに撮り直されたカバー写真が、ご存知トップの写真。
「365 Days」では、日記のように、彼女のその時の心情を表す写真が見られます。
“he took me to place I’d never seen”
当時付き合っていたカメラマンとの作品や、
“Its Hard Being Ugly, Sister”
自らが体験した脱毛症の醜くなっていく恐怖を表したものなど。
そんな彼女ですが、写真を始めたきっかけは、15歳の時に、MySpaceにかわいい自分の写真をアップしたかったからで、Maroon 5から声がかかるまで、写真はまったくの趣味だったとか(趣味の域はとうに超えていますが)。
“that sinking feeling”
写真の編集技術をYoutubeでちょこっと見せてくれています。
今はサイト上で、直接コンタクト、撮影オーダーが可能な彼女も、近い将来、手の届かないスターカメラマンになるかもしれませんね。何かの記念に思い切ってリクエストしてみるのもアリ?
この先、目が離せない彼女です。
Flickr上のコチラのページから、彼女の作品がチェックできます。