もうすぐハロウィーンですが、もう何に仮装するか決めましたか? インスピレーションになるかもしれない仮装パーティーを紹介します。

時は1972年の12月12日。

名家ロスチャイルド家の令嬢であるMarie-Hélène de Rothschildが催したのはシュルレアリスムのボールパーティー。ドレスコードは「ブラックタイ&ロングドレス+シュルレアリスムな頭」でした。

シンプルに聞こえますが、Marie-Hélèneのこのシュルレアリスムパーティーへの情熱、こだわりは強く、招待状は文字が全て逆に書かれていました。鏡に映してみないと読めないという仕組みです。さらにパーティー会場となったお城は大量の暗室灯で照らされ、まるでお城が燃えているように演出されました。



中に入ると階段にずらりと猫に扮した執事が様々な「お眠り」ポーズでお出迎え。

ゲストは複雑な迷路に入るように促され、迷った所へ猫の執事が助けに入り、パーティーのホストであるMarie-Hélèneのところへ案内される、という流れ。

でもさすがロスチャイルド家のパーティーに招待されただけあり、集まった方々もきちんとシュルレアリスムにのっとったぶっ飛び衣装で登場。



シュルレアリスムの代表的作家、ダリも参加。



こちらがMarie-Hélène本人。



オードリー・ヘップバーンも。さすがお金持ちの人脈。



アートとの融合仮装パーティー。見た目は激しいですが知的な香りもします。

なにかハロウィーンのいいヒントになったでしょうか?

Extraordinary Photos From A 1972 Rothschild Surrealist Dinner Party

[So bad So good]

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