こちらはロンドン南西部、バタシーにあるRoyal College of Artの学生カフェ。
デザインを任されたのは最近同校の建築学部を卒業したばかりのTom Surmanさん、Joseph Deaneさん、Percy Westonさんの3人。
同校のバタシーキャンパスに新しく出来た写真科とプリント・メイキング科のDyson Buildingの完成と共に学生が増えたため元々あったカフェが小さくなってしまい、改装工事を依頼されました。
カフェのコンセプトは「コンクリートとスチールの枠の中にある木のおもちゃ箱」。
元々あった場所からもう少し広めの元セミナールームへと場所を移し、天井を取払い、すっきりさせた空間に作られた新しいカフェ。全体的に明るくてとてもオシャレ。ダイニングエリアには、リサイクルされた色々な種類の椅子が置かれています。
キッチン、壁、棚、床一面に使用されているのも元々足場に使われていた木材。
床の寄木は手作業。Surmanさんは「少ない予算で行うプロジェクトのいい所は手で作業を行うことを学べることです」と語ります。
彼らは卒業後まもなくそれぞれのラストネームを取り、Weston Surman&Deaneというデザイン事務所を立ち上げ活動しています。今後も3人の活躍に期待です。
[Weston Surman&Deane]
Royal College of Art Student Union Cafe by Weston Surman & Deane[dezeen]