パリ6区にある「シール・トゥルードン」は、1643年の創業以来、300年変わらない製法で熟練の職人たちの手によって、キャンドルを作り続けています。
キャンドルが入っているガラスはイタリアの熟練工による吹きガラスのため、一つ一つの表情が異なります。アルコールや有害物質が含まれておらず、全てが植物由来なので、灯してもススが出ないのです。キャンドルの芯は100%コットンを使用しているので、火を灯した時の揺らぎが少なく、長時間灯し続けることが可能です。
1719年からはベルサイユ宮殿にもキャンドルを納め、ルイ14世からも愛されたそうです。その後はフランス全土の大聖堂や教会に光を灯し、現在ではエルメスやカルティエ等のメゾンにも使用されています。
パリにひっそりとあるお店の佇まいも昔の雰囲気をそのままに、でも現代にも通用するようなとてもセンスの良い仕上がりです。100%植物由来の香料が使用されたパフュームキャンドルには、“MANON”や“DADA”等、パリらしいネーミングが付けられています。
そして、店内の地下にはアンティーク家具や動物の剥製、ロウソクで飾られた、研究室のような部屋があります。
小さいスペースながら、荘厳な内装はお城の基地に迷い込んだような錯覚すらあります。
このように、伝統を守りながら進化出来るスタイルはとても素晴らしいと思います。
日本では、タイムレスコンフォートの通販サイト等でも取り扱いがあります。
商品詳細は以下をご覧下さい。