その会場はネバダ州の北部に位置するブラックロック砂漠。この広大で何もない土地に、毎年5万人以上の参加者たちが、水・食料・住居などを運び込み、一週間だけの巨大都市を形成して、このお祭りを楽しんでいます。
砂漠という過酷な環境のため、電気、ガス、水道などのインフラもなく、外部との通信も遮断された世界。ここではお金の使用も認められていないため、普段の価値観などは全く通用しません。
参加者は見返りを求めず、自発的に助け合うことでコミュティを形成しながら、ここでの一週間をサバイバルすることになります。
この祭典では何をしてもいい自由が与えられ、何を表現してもいい世界が広がっています。会場の全てのものは参加者によって運び込まれ、そして最終日には全てのものが燃やされてフィナーレとなります。
参加者の「積極的な行動」と「自己表現」によって成り立っている「バーニングマン」。一見、異常にも思えるその祭典の様子は、以下の動画から少しだけ味わうことができます。
DREAM – Art & Culture of Burning Man from Spark Pictures on Vimeo.
まさにカオス!
通常の価値観がない世界に身を置いたとき、「自分は何を表現できるか?」「他者に何を与えられるのか?」「そこで自分は何を感じるのか?」そんな唯一無二の体験をするために、世界中から様々な人たちがこの砂漠へと毎年やってくるのです。
創造と破壊を毎年繰り返している「バーニングマン」。一度でいいから参加して、凝り固まった頭の中をふっ飛ばしてみたいです。
DREAM – Art & Culture of Burning Man [vimeo]
[fotopedia]
コメント
コメントを書く