そんな中、イギリスのデザイナーAaron Dunkertonさんは、イエスズメを救おう! とレンガの中に巣箱を作る「BIRD BRICK」を考え出しました。
レンガ4つ分のスペースに埋め込める「BIRD BRICK」を使えば、スズメが巣作りしやすい場所が確保されることになります。
真ん中に丸形の出入り口をあしらった5つのパーツからなるセット。これを、新たに建てられるレンガの建物や庭壁に2~3セットずつ組み込む、ということですね。
2年から5年に一度、9月から11月の間に丸形のパーツを回して取り外し、中を掃除します。こうして街ぐるみでイエスズメの絶滅を防ごう、というアイディア・プロジェクトなのです。
日本でもイエスズメを見ることが少なくなりました。海外で取り組もうとしているこうした自然保護のアイディアは、私たちが住む日本でも有効ではないでしょうか。
BIRD BRICK[AARON DUNKERTON]
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