70%も減少し、ついには絶滅が危惧されるようになってしまったイギリスのイエスズメ。緑が減り、巣を作れる場所が減ったことがその理由とされているそうです。



そんな中、イギリスのデザイナーAaron Dunkertonさんは、イエスズメを救おう! とレンガの中に巣箱を作る「BIRD BRICK」を考え出しました。



レンガ4つ分のスペースに埋め込める「BIRD BRICK」を使えば、スズメが巣作りしやすい場所が確保されることになります。



真ん中に丸形の出入り口をあしらった5つのパーツからなるセット。これを、新たに建てられるレンガの建物や庭壁に2~3セットずつ組み込む、ということですね。

2年から5年に一度、9月から11月の間に丸形のパーツを回して取り外し、中を掃除します。こうして街ぐるみでイエスズメの絶滅を防ごう、というアイディア・プロジェクトなのです。

日本でもイエスズメを見ることが少なくなりました。海外で取り組もうとしているこうした自然保護のアイディアは、私たちが住む日本でも有効ではないでしょうか。

BIRD BRICK

[AARON DUNKERTON]

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