日本語で正確には「噴泉塔」と呼ばれ、間欠泉から吹き出した温泉の成分が周囲に堆積して塔のようになったもの。
Fly Ranch Geyserの歴史は、1916年にこの地の所有者が農業用に井戸を掘ったところから始まります。現在見られるものは、1960年代から新たに噴出し始めた間欠泉から生まれたもの。水中に含まれるミネラルが描き出す赤や黄色などの鮮やかな色と、周囲を囲う池に生える苔の緑が幻想的な風景を作り出しています。現在でも成長を続けていて、高さは4メートル近くあるそうです。
私有地内にあるため、残念ながら一般の人は近くで見ることはできません。しかしこのことが長年にわたって人工的な影響を受けずに、この不思議な風景を作り出している理由かもしれません。
周囲には他にも同様の噴泉塔が2つほどあり、それぞれ成長を続けていて、形もちょっとずつ違うのだそう。ネタ元のサイトでは虹色に輝く美しいFly Ranch Geyserの写真がたくさん見られますよ。
いつかは行ってみたい、地球上の不思議なスポットのひとつですね。
photo by Michael Flick
An Otherworldly ‘Natural Fountain’ That Was Accidentally Made By Man In 1916[DesignTAXI]