最近のアートは、本当に色々な手法が使われていたりします。
少し前に、群馬県にお住まいの堀内辰男さんのExcelで描くパソコン画をご紹介しましたが、今度はアメリカのオハイオ生まれの97歳のおじいさん、ハル・ラスコ(Hal Lasko)さんがWindows 95に付属しているソフト「ペイント」で描くアートです。
90年代の終わり頃、孫のライアンさんがペイントをハルさんに見せたところ、すぐにその奥深さに魅了され、80歳にしてアーティスト生活が始まることになったのだそう。ハルさんは現在、視覚障害を患っていますが、それでも意欲的に創作活動を行い、1日10時間も没頭するときがあるんですって。
その画法は、点描画から抽象画までさまざま。ピクセル単位で描かれた繊細な絵から、8bitアートのような世界観を持つ作品もあります。
ハルさんは、個展なども開いており、公式サイトでは絵を購入することもできます。
「好きこそ物の上手なれ」ではありませんが、何かに挑戦するのに「遅すぎる」ということはないのかもしれません。さあ、私たちも情熱を傾ける何か、探しましょうよ!
Hal Lasko[COLOSSAL]
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