AKB48劇場の近くに、かつて賑わいを見せた神田青果市場跡がありました。その跡地に新たに登場した「CHABARA(ちゃばら)」。バイヤー選りすぐりの日本各地の逸品を集めた「食」の商業施設です。
単においしいものが手に入る場ではなく、生産者と消費者が直につがる場として、食の奥深さや伝統・伝承に触れられます。
中でも私がオススメしたいのは、CHABAR内の日本百貨店にある「りすの野菜」。
ここで置かれているのは千葉県メインの新鮮野菜。トマト・アイコとイエロー・アイコの詰め合わせ。色合いが美しいです。
また、ギフト需要も多く、貴重な野菜を使ったお菓子なども好評のようです。
こちらはキャロットのパウンドケーキ、「Carotte Quatre-Quarts」。
他にもトマトのマシュマロやキャラメルなどもあります。
起業メンバーの1人は、500年以上続く農家の家系でありながらも、農家の収入が少ないこと、耕作放棄地の問題を懸念していました。そして学生3人で在学中にベンチャー企業として「りすの野菜」を立ち上げたのです。
野菜の価値や魅力を正しくエンドユーザーに発信。農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開する”第6次産業化”を目指していきます。
これからの発展が楽しみです。新たな食の魅力を探しにCHABARAにお出かけしてみてはいかがでしょうか。