国立公園の名前の「Lençóis」とは「シーツ」を意味します。まるでシーツのような白い砂丘が1,500平方キロメートル(東京ドームの約32,000個分!)に渡って広がっています。
砂の成分はほぼ100パーセント石英でできており、それが太陽光に反射して白く見えるのだそう。砂丘にも関わらず雨が豊富で、1月から5月の雨季にブラジルの白い砂丘の谷間に雨が貯まったときに見える景色は圧巻…。
実際にこの景色をみることができるのは、7月から9月の間の「今」だけ。
さらに、3ヶ月の乾燥期で湖が全く消えてしまうのにもかかわらず、魚が泳いでいるんだそう。どこからやってきたのか不思議です。
毎年約60,000人もの人々が観光に来るようで、景観を損なわないために国立公園ではほとどの乗り物が禁止。団体ツアーなどで訪れるしかないようです。
こんな珍しい砂丘が見られるのは、一年の中でも今しかありません。もし、地球の反対側にあるブラジルに行く機会があるのなら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
Lençóis Maranhenses National Park, Brazil [travel x]
Breathtaking Aqua Lagoons Amid Brazil Sand Dunes [MY MODERN MET]