オフィシャルサイトによると、「Where Are We Now?」はボウイ自身が書いた楽曲で、長年に渡るコラボレーターのトニー・ヴィスコンティがプロデュースしたとのこと。レコーディングはニューヨークで行われたそうです。
リリースと同時に、ボウイのベルリン時代(1970年代後半)を思わせる、トニー・アウスラーが手掛けたミュージックビデオが公開されました。ビデオの中で半実写、半人形のボウイが覗いているのは、彼が住んでいたアパートの下にある自動車修理工場の荒涼とした風景。“Where Are We Now?(僕らは今どこにいる?)”と投げかけ続ける歌詞が印象的です。
さらに3月12日(日本盤は13日)には、10年ぶりのニュー・アルバム『The Next Day』がリリースされることも決定。ジョナサン・バーンブルックによるアートワークは、1977年のアルバム『“Heroes”』のジャケット写真が白いボックスで隠された、何とも意味深なもの。
バーンブルックはブログの中で、このデザインが“最新の”素晴らしいポップ/ロックのスピリットを意味しており、過去を忘れる、または消し去ることを表現しているのだと説明しています。
一時は引退説までささやかれていたボウイからの突然の新作は、本当にうれしいサプライズ。インターネットの包囲網が張り巡らされた現代において、一切情報がリークしなかったなんてすごいですね。
「Where Are We Now?」の配信と『The Next Day』の予約はiTunes Storeで実施中です。
David Bowie – Where Are We Now? [YouTube]
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