ガラムマサラは、「ガラム(garam)=辛い」「マサラ(massala)=香辛料」という意味で、お料理の味をひきたてるミックススパイス。インドではそれぞれの家庭の好みに合わせたオリジナルのレシピが存在します。
そして、ガラムマサラは、夏に大活躍しそうなカレーの香りのベースにもなるんです。
今回ご紹介する材料は、基本的なスパイスの種類や分量なので、お好みで自由にガラムマサラ作りを楽しんでみてくださいね!
【材料】
・クミンシード(30g)
・コリアンダーシード(20g)
・ビッグカルダモンホール(10g)
・クローブ(10g)
・フェンネルシード(10g)
・グリーンカルダモンホール(10g)
・フェンネルシード(10g)
・ブラックペパー(10g)
・ベイリーフ(5g)
・メース(5g)
・スターアニス(2ケ)
・シナモンスティック(10本)
【道具】
・コーヒーミルやブレンダーなど
・フライパン
・保存用の密閉容器
フライパンにすべての材料を入れ、弱火で焦がさないようにじっくり炒ります。焦がさないのがコツですよ!
材料に十分火が通り水分が抜けたら、フライパンからバットなどに材料を移し、粗熱を取ります。粗熱が取れたらコーヒーミルやブレンダーで粗めに挽きます。
材料のビックカルダモンホールとグリーンカルダモンホールは厚い皮がついているので、このタイミングで皮を剥きます。
そして、再び細かくなるまで挽いてください。これでガラム・マサラは完成です。所要時間はたったの15分でした!
ガラムマサラは密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管すると香りが長持ちします。
今回はガラムマサラの他に、辛さの調節が出来るよう、赤唐辛子8本、適量の生姜とニンニクをすりつぶした辛味ペーストも作りました。
そして、いよいよカレー作り。
圧力鍋に手羽先10本とヒタヒタになるぐらいの水を入れて15分圧力をかけた後、20分ほど放置します。別のフライパンで炒めておいたガラムマサラに香味野菜をチョッパーでみじん切りにしたものを加えます。さらにガラムマサラ、カレー粉、辛味ペーストなどで味を調節。最後に隠し味にコーヒーを少々入れます。
これでワイルドな手羽先カレーの完成です!
揚げた夏野菜と茹でたとうもろこし、そして酸味を利かせたコールスローを付け合わせにいただきました。奥深いスパイスの香りと辛味ペーストでしっかり辛い本格カレー。これはうまい!
もうすぐ夏本番! 冷たいビールとともに、オリジナル「ガラムマサラ」の奥深いスパイスの香りと辛味で夏野菜を楽しむなんて、なかなかいいですよ!
今回、使用した材料はアマゾンで輸入食材を販売されている神戸スパイスさんで購入しました。道具は、ブラウンのハンドブレンダーを使用しました。こちらもアマゾンで購入可能です。ぜひチェックしてみてくださいね!