よくあるのが、紙。他には、壁。もしかしたら道路に描くことだってあるかもしれません。
それでは皆さんは、「本」をキャンバスにしたアート作品をご存知でしょうか。今回紹介するのは、そんな一風変わったアートです。
彼の名前は、Mike Stilkeyさん。本のカバー面、側面など、あらゆる部分を使いながら、バランスを崩すことなく描き上げることで、1つの作品として成り立っています。
彼の制作道具は、インク、カラーペンシル、ペンキ、ラッカー。作品の大きさは、5冊ほどでつくった小さいものから、何百冊もの本を使った大作まで多種多様です。
これらの驚くところは、本の絶妙なバランス。縦にしたものや横にしたものの配置や並べ方で作品の難易度が決まります。それに、途中でバランスが少しでも変わってしまった瞬間、その作品は「作品」ではなくなってしまう脆さも持ち合わせています。
そんな、脆くもある何冊もの本でつくられた作品を完成させようとする熱意は、見ている者を圧倒させる「何か」があるような気がします。彼のFacebookページには、他にもたくさんの作品が載っているので、ぜひ見てみてください。
[MAKE]
Mike-Stilkey [Facebook]