しかも排水などの関係で、おうちの中での置き場所も決まっていたりして、ちょっと自由度に欠けるアイテムだったかもしれません。今までは。
「the Dismount Washer」は、壁に掛けることができる洗濯機。しかも洗い終わったら本体をそのまま壁から外して持ち歩き、干しに行くことができます。省スペース、そして洗濯後、外気に触れずに干すことができるということで衛生的でもありますね。
仕組みは、エナジースティックに本体をはめて、タッチスクリーンで「Start」を押すと、自動的に左にまわり、固定され、高圧のスチームを循環させて洗濯物を洗い上げます。
洗う部分である「Washing Box」と電流部分である「Energy Stick」を分けることで、こんなコンパクトな洗濯機が実現できました。
一人暮らしにもピッタリ。旅行にも持って行けるかな。たくさんの量を洗うことはできませんが、こまめに少しずつ洗うのによさそう。家庭でも、もしかして1人が1つ洗濯機を持つ時代になるのかもしれません。
こちら、2010年にコンセプトデザインとして、「Electrolux Design Lab Competition」で、最終候補8作品に残ったものなので、そろそろ製品化されないかな、という希望を込めてご紹介してみました。
近い未来、「大型家電」というジャンルが無くなったりするのかな。
the Dismount Washer [Yanko Design]