そのゴッホの名作をニュージャージー州、ニューアーク市のサウスストリート小学校の生徒さんが5000個のボトルキャップを使って再現しました。
以前ルーミーでも紹介したことがあるEl Anatsuiの作品のように、要らなくなったキャップを美術作品としてアップサイクル。ちょうど去年、この生徒さんたちは世界の自然・環境保護や、それに対しての地球規模での責任などについて学んだところ。
どんどんいろいろなことを知りたいと思っている生徒を惹きつけるだけでなく、いろいろなレベルの生徒に興味を持たせ、一つの作業から環境について、さらには美術や歴史についても学べるこのプロジェクト。素晴らしいアイデアですね。
この写真から、先生も一生懸命になって取り組んでいる様子が伺えます。
キャップ集めなどには多大なる地域の協力もあり、プロジェクトは成功。
小さい子達は単純に色の勉強になったり、少し大きい子にとっては、ゴッホという画家と彼の作品を知るきっかけにもなり、もっと大きい子にとってはゴッホの生い立ちや歴史背景などを知る機会にもなり、それぞれの学年の生徒たちががそれぞれの年齢にあった学びを体験することができる、最高の作品。
こちらのボトルキャップでできた「星月夜」はニューアーク美術館で6月23日まで展示されています。
Elementary School Students Recreate Van Gogh’s Starry Night Using 5000 Bottle Caps [inhabitots][Newark Museum]