はい、ニートローフ(Neatloaf)です。Neatとは英語で「すごい、素晴らしい」という意味。その名の通り、ミートを使わずに“ニート”に作るからニートローフです。
私がニートローフというものに出会ったのは、故郷のサンディエゴにある「Jyoti-Bihanga」というレストランに訪れたときでした。最初はスペルミスかなと思いながらも、興味を引かれてトライ。そして、その味に大感激しました。これがJyoti-Bihangaで実際に撮った写真です。
口の中にいろいろなフレーバーが広がって、食感もお肉そのもの。自分でも作ってみたい!と思い、私なりにリサーチをしてこのレシピを作り上げました。
【材料】
■ニートローフ
・卵(4個)
・リコッタチーズ(150g)低脂肪がオススメ
・野菜ブイヨン(1キューブ)
・豆腐(150g)固めのものがオススメ
・たまねぎ(1/3カップ)
・にんにく(2個)
・炊いた玄米(0.5号)
・オレガノ(小さじ1)
・バジル(小さじ1)
・ローズマリー(小さじ0.5)
・玄米フレーク(4カップ)※グルテンフリー考慮で玄米フレークを使用しましたが、コーンフレークでもOK
■ソース
・トマトケチャップ(1/2カップ)
・マスタード(1/8カップ)
・モラセス(糖蜜)(1/8カップ)黒蜜でもOK
・リンゴ酢(8/1カップ)
・カイエンペッパー(小さじ1)
それでは作り始めます!
まずは玄米は炊いておき、オーブンを150度に温めておきます。
水2/3カップに野菜ブイヨンを入れ溶かし、野菜スープを作ります。
フレークをボールに入れて砕きます。このとき手を使うとかなり痛いので、なにか固いもので砕いてください。私はマグカップを使いました。
砕いたフレークに、卵以外のすべての材料と先ほど作った野菜スープ(1/4カップ)を入れ混ぜます。混ざったら卵を加え、さらに根気よくかき混ぜます。このとき、腕の筋肉をけっこう使います。
ミートローフ用の型がないので、私はパウンドケーキの型を使用しました。材料をきれいに型に流したあと、オーブンで1時間焼きます。
その間にソース作りです!
混ぜ合わせるとこんな感じ。私はソースが多めが好きなので、上記で紹介したレシピの倍の量で作りました。
見た目はまるでケーキのようです。玄米やフレーク、チーズが入っているとは思えないような焼き上がり。
上に先ほど作ったソースを塗ります。たっぷりと塗ると焼き上がりもしっかりし、フレーバーもさらに強く出ます。
10分後……
きれいに型から抜き、お好みの太さにカットして盛りつけしましょう。
現地サンディエゴでは、「死ぬ前に食べておきたい料理50品」の1つとして記事になっているほど。日本ではまだ知られていないこの料理、自宅で作ってみませんか?
Jyoti-Bihangaではトーストとグレイビーがのったマッシュポテトといっしょに盛りつけてありました。もし時間があったら盛りつけにこだわっても楽しいかもしれませんね。