蛇口をひねれば飲み水が出てくるなんて、日本のインフラは整備されています。しかし、世界各所はそういうわけではありません。
水が入手できても、それを沸騰させたり濾したりして、飲めるようにするために、さらなる労力やエネルギーが必要だったりします。
そこでデザイナーGabriele Diamantiさんは、現地の材料で作れて、太陽光エネルギーの活用でエコに真水を作れる画期的なツール「Eliodomestico」を創り出してしまいました。
朝、てっぺんから水を注ぎ、そのまま放置しておくだけで、夕方には下部の容器に真水が溜まっているという、素晴らしいツール。
温度が上がると蒸発し、スチーム圧力の要領で押し出されるようにして蒸気が管を通って下の容器に噴出され、冷却されて真水として蓄積されていくのです。
5リットルの真水を作れるということです。これは頼もしいツールですね。テラコッタ(陶器)の質感もなかなか素敵です。これ、アウトドアにもいいんじゃないでしょうか。
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